なんでも9(ナイト騎士のブログ)

生きていると色々有るので『何でもあるね!』という思いを込めた外国暮らしの騎士発信

使い始めて一年経ったZOOM & エンターテイメント大国が凄いな!ってはなし

f:id:wonder4:20210417232845j:plain

去年の3月、ロックダウンと共に子供の学校がZoom授業となり夫の仕事もZoom会議、私もヨガの先生が始めたZoomクラスに参加し...とあれよあれよという間にオンラインへ切り替わった。子供達は可哀想にオンライン授業にほぼ一年近く付き合わされる羽目になるとは、あの時誰が想像しただろう。

 

Zoomを使ってこの一年我が家が参加したものを振り返ってみようと思う。なんせ日本に比べて非常に厳しい自宅待機を迫られた州だったので!

 

  • ミュージカル鑑賞
  • 保護者会(複数回、今も続く)
  • 高校の説明会
  • 高校受験
  • 習い事
  • 友人とのお喋り
  • 高校生のコメディクラブの即興会
  • コンサート鑑賞(日本主催)
  • ラジオ体操の会(日本主催)
  • 大学の講演会(日本主催)

この中の半分は一回こっきりの参加だったのですが日本主催のものに参加できる時代が来るとは! 有り難いです。

 

特にZoomラジオ体操の会は日本全国から主にお年寄りの方が参加しています。きっとご家族がIT環境を整え「おじいちゃん、おばあちゃん、Zoomのクラス参加できるよ」ってしてあげたんだろうと思うと家族愛にジワ〜っときます。私はスケジュールの都合で週一参加するラジオ体操の会ですが、毎日行われているので体の健康にも心の健康にも役立ち素晴らしいと思います。主催している方々に頭が下がります。

 

先日はZoom即興会はコメディクラブの高校生6人と先生が司会をつとめ小・中学生向けに即興(Improvと呼ばれますImprovisationの意味) を4つ程披露してくれました。司会がお題、例えば『ディズニーの登場人物』に基づいて、その人物が演じる気分を参加者にチャット蘭にて意見を求める参加型のものでした。チャット欄には「悲しい」「面白い」「怒り」「怖い」など続々と寄せられたので司会が選んだ「怖がる人物」を6人はその場で選んだキャラクターとして順ぐりに披露してくれたり、二人で掛け合いをしたり。コメディ内容を文章で表すのは難しいですが、表現力豊かなお兄ちゃん&お姉ちゃんが画面いっぱいにお喋りして笑わせてくれ、とても楽しい時間だったので一緒に見ていた次女が『私も高校に入ったらImprov クラブ入ろうかな?!』 と言ったのでかなり嬉しかったです。

 

アメリカにも日本にも(国はそれぞれ)良いところ悪いところがありますが、兎角エンターテイメントに関してアメリカは本当に素晴らしくて脱帽です。それが発想なのか、表現者の自由さなのか、はたまた表現者を世に出す土台なのかわからないけれど、演劇、ミュージカル、映画、ダンス、歌、コメディ、強いてはスポーツにおけるお祭り騒ぎも上手い!!

 

楽しんじゃえって観覧者側の態度も大きいと思う。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損そん」的なノリが見る側にもあるからその場の空気が違うのかな。アメリカの映画館はここ2年行ってないけど見知らぬ他人が同じ空間でゲラゲラ笑うしブーイングするし「オー、アー」って反応するから私も躊躇なくゲラゲラ笑える。日本に帰国した際、映画館でゲラゲラ笑ってたら私とほか1−2名くらいしか笑ってなくて静かーな観客で寂しかった昔を思い出す。またエンターテイメントを見知らぬ誰かと一緒に楽しめる日がいつかやってくるのを祈るばかりです。

 

 

 

 

カナダ雁の赤ちゃんを見に公園に行ったら

f:id:wonder4:20210415133101j:plain

 

昨日、池のある大きな公園でカナダ雁が産まれたばかりの赤ちゃん6羽を連れて歩いているのを発見した。今日も赤ちゃんを一目見たくて我が家の大型犬を連れて出かけてみた。残念ながら池の周りでは見つからず、渋々グルリと併設するサッカー場を歩いていたら遥か向こうからホームレスが大声で捲し立て大きな毛布を抱えながらこちらへと歩いてきた。流石に「やばい」と思ったが時すでに遅し、何故か私のはるか手前を歩いていた人たちに面と向かって叫びちらしたが大型犬を連れた私とすれ違った際には私を避けていた。どうやら大型犬は多少の抑止力が働くらしい。しかしコロナで治安が悪化する中、この話を夜帰宅した夫にすると日中の公園はやめろと強く忠告された(猛反省)。

 

公園を背に車を走らせ信号を左折すると、なんとあのカナダ雁のファミリーが片側2車線、両4車線の道路を横断するところに出くわした。慌ててハザードランプを点灯して後方車に知らせ、一時停止した。ある程度、カナダ雁一家が渡り切ったところ車をゆっくり走らせたが4車線道路を6羽の赤ちゃんを連れて渡る様に「危険だからやめて欲しい、もしくは交通安全の黄色い旗のおばさんのポジションを私にくれ」とカナダ雁の夫婦に掛け合いたいぐらいだった。

 

f:id:wonder4:20210415130335j:plain